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すてきな雨飾山を恐怖にした私(=_=)
剱岳から下山、長距離ドライブの帰宅が待っている〜
どこかに立ち寄りたい・・・
翌日も休みなので、途中の100名山 雨飾山にも行ってきました!

この山の近くに お風呂、食事、広い駐車場がある 小谷(おたり)道の駅
すっかり車中泊に慣れている私は、このプチ旅が楽しい!

ところが、朝起きてみる ”雨” 仕方なく、車中で、もうひと眠り・・・
帰るとするか〜 車を走らせると!なんと北アルプスの荘厳な雄姿が〜!!!
これはいける! ってことで、引き返す。

キャンプ場近くになると、晴天に やった〜! 
出発時間が遅くなったけど、有名なハイキングコース、同時に3組ぐらい登り
始めてるし、大丈夫でしょ。 地図を頭にいれて、コンパスで方角確認! 出発〜!

なんて素敵なところ!山にいかないまでも、散策にぴったりのエリア
左手は清流!
だって!イワナがいるんですよ。禁漁区だからか、のんびりしてる!
ブナ林。紅葉の季節は最高でしょうね〜 混むって聞いてたけど、わかる!
河原に出た、広がる景色! 今日ってさいこー! 
ここまでが私の楽しいハイキング

ここから・・・地獄を見ることに・・・
 
え?道が・・・どうやら河原を登っていくみたい、足跡がある
※この赤い線は入ってはだめです! 右手に道があります。
岩の赤印↑を探してください!!! コンパス、方角は北。
 
河原沿いの道って珍しいなぁ〜 ふつうは水が来るから、メジャーなルートでは
ないんだけど。でも、あまりにも明確な足跡。ちょっと行ってみるか・・・
途中でルートに合流できそうだし。
 
途中から、違うかも???気がついたけど、
そのまま歩くと古いスキー板が捨ててある。
これ見たら、間違いですからね!引き返してください
ついに、ほぼ垂直な壁にぶつかってしまった。
だいぶ歩いたのに、引き返すしかない・・・面倒だな
って上をみてたら、お菓子の袋みたいなのが落ちてる。
もしかして、これを登る 近道???
あの向こうに道ありそうに見えるし。

たいていの山は、行く前にヤマレコさんとか皆さんのブログで山チェックするけど、
今回は突然の思いつきで来たものだから、わからない
 
そして、単純ルートだったので、地図を置いてきてしまった・・・
ルーとは方角は北に向かってたなぁ、今わたしは北西方向。
ということは、頂上は左手側だから、近道???
 
なんだか、これを登り切ったらいけそうな感じがして、
登ってみることに・・・ 
 
え!・・・!? ここ違う! だって、岩がボロボロ崩れるし、草は握ると
根っこからとれちゃう。 わーわーわー!!!
 
って、勢いよく登らないと、どんどん崩れてくる!!!
 
そして、登り切って 唖然!!! その先はさらに難関になっている!

そして、振り返るととても装備(ロープ)なしでは降りれない。
つま先立ちで、どんどん疲れてきた・・・

とにかく、落ち着けるところまで必死に進む。もう、前進にいろんなものが
あたろうが、手袋外して、素手で、土をひっかきまわして、
掴めるものを探すしかない!
もう3点確保どころか、顎も腰もつかって、必死に前進というか、登進。
やっと、落ち着ける場所にたどり着いた。
ひゃ〜 どこやねん!ここ??? 

何にも見えないほど、植物囲まれたけど、超斜面てことだけは明確。
ぐずぐずして体力を消耗してられない、何しろ、上半身は軟弱。
腕の筋肉は緊張してても疲れてるのがわかる・・・

とりあえず、下を確認したかったから写真撮ってみたけど・・・
傾斜凄すぎて、見えない!
もう絶対戻れないし、登るしかない。

渾身の力を込めて、慎重に登って行く
ふぅ〜 やってしまった・・・こうして人は事故や遭難する

あの、”面倒くさい”と ”ショートカット?”っていう思考が
こういう結果に・・・ 

とにかく、バクバク心臓を落ちつけて、ルートを考えるしかない。
方角をみて、一番山道に近道な場所を想定する。

が、進む先(登る)は、超難関。崩れる壁だ。
どうしても、登れない場所がでてくると、石を引っこ抜いて
斜面をたたき、足場を作る。
 
面倒でも、一歩一歩、確保を完全にしてから登る・・・
その時間がすごく長く感じる。夕方になるんじゃないのか?って心配になってきた

そうしているうちに、展望が開けた〜!!!
でも周りが全く見えない。思いっきり手を伸ばして写真とったら、右手に
本来のルートらしき山・・・ 遠い〜〜〜

ただ、今まで登ってきた難関と違って、
ここまでくれば、根がしっかり張った草木にかわり、
垂直でも、U字に曲がった太い枝の上で体を休めることができる

枝に顔を叩かれても、あちこちぶつけてながらも、なんとか進めるように。
 
遠くに通常のルートが見えて、人も見えた〜
よっぽど大声出して、レスキューしてもらおうかと思ったけど、
カッコ悪いし、このまま進むことに。
 
のど乾いてなくても、水飲んだらすごく染みわたる。
よっぽどアドレナリンがでてるみたい。
そりゃ、眼下の景色これだし・・・ 
ここからは根性だけで行けそうな感じ。
ちょっと安心・・・自分の馬鹿さ加減におかしくなってくる・・・
なんで、ショートカットとか、考えたんだろう。過信にもほどがある。
苦労は続く
ハイマツの下をくぐるのに、自分の体しか通れず、リュックを下ろして、
先に押し上げる、その作業がしばら続く、

目の前が見えないと、どのぐらい続くか不安に、危機を知ってからはは悪いことばかり
考え出す・・・

その苦労が終わると、
最後に、背丈ほどにある熊笹。これは両手にいっぱい掴んで左右に分けながらのぼる
ただ、茎がすべるので、足が何度もとられて、息がきれて仕方ない
 
ついに、ルートにたどり着いた!!!!
 
うれしいというより、恥ずかしい。凄いことになってる!
束ねた髪は、枝なんかでほつれまくってるし、顔も埃とかでドロドロ。
全身をはたいて、鏡で日焼止めを塗り直して、いそいで普通のハイカーのフリ。
 
それにしても・・・
アホだよ、わたし この傾斜!!!
しばらく歩くと、ものすごい咳がでてきた、涙がでるぐらい咽る。
どうやら、藪こぎしてるときに、いろんなもの吸い込んだ(食べた?)みたい、
ちいさな葉の破片みたいなのが、細切れにでてきた!
虫はいなくてよかった・・・
 
頂上についたら、男性が一人。その方はわたしが駐車場から歩きだすのを
見ていたので、頂上にいなくて不審に思ってたみたい。

もう、胸に詰まってたものがあふれるように、その人に喋りまくる。
その方も、同じような経験をしたことがあるらしい。

山って、事故につながるのはちょっとした判断ミス、ちょっとした過信
ちょっとした、面倒だと思う心。

反省反省反省ーーーー!

ただ、今回の恐怖の直登りでいろんなことがわかりました。
もし、滑落したら、どうしたらいいかって前から思ってたけど、
登らないとだめな状況になった時には、どんな植物は掴んでも大丈夫で、
どんな場所だったら体を確保しやすいかとか。
絶対、こんな体験もう嫌だけど。
 
頂上はそんな私の動揺しまくる心とは反対に、
槍ヶ岳まで見える爽快な景色。 不思議、おなかがすかない・・・
 
興奮を胸に、下山
う〜ん、こんなに平和な道のりだったのね、雨飾山!
 


この平和なルートと並行して山頂に向かう、2本の大きな木の横を通過したから、
赤点線を歩いた、じゃなくて、よじ登ったと・・・想像。
 
振り返ると、秋の風景 ああっ・・・普通に登りたかった・・・

駐車場に戻って、さらにホッとする
 
とても雰囲気がよくて、おトイレもあるし、手洗いもあるし、
ここは前泊する人多いだろうな
途中で追い抜いた人からも言われたけど、
かなり服がボロボロになってる。まだ1年目のCW-Xスパッツは穴が10か所ぐらい
空いてるし、そこから出血も・・・

そして、改めて身を縮みあがらせる体験をしたのは、立ち寄った露天風呂

脱いだ、あちこちにすでに痣ができ、枝で刺したであろう箇所からは出血
全身・・・ 

お風呂場でも、みんなびっくり! 何があったの???って
クマに襲われれでもしたのか??? 

おかげで、血が止まるまで、浸かることができず、かけ湯で我慢・・・

このぐらいのダメージがないと、わたしはきっとまた同じような過ちを
繰り返しそう・・・ ずっと反省、反省、反省・・・

キャンプ場からすぐです、左手側に見えますが、駐車場は右上です。
シャワーはありませんが、洗面器はあります。
とっても気持ちの良い温泉!超おすすめです!

あとはロングドライブ 
途中で、道の駅"美麻"にて信州牛ステーキ。これおいしー!
長野県大好き。景色も、食べ物もの、今日はたくさんの人に
無事でよかったねって、半泣きのわたしを励ましてもらったし。


そしてとどめに・・・

帰宅ひしてザックをかたづけようとしたら、
中から大量の葉っぱや枝が・・・ ちゃんと閉めてたのにどうやって入った???

吹雪の中歩くと、大量に雪がいつのまにか入ってるのと同じ現象。

そして、山歩きの友、iPodナノを崖のどこかで落としたみたい・・・
赤色です、見つけた人お知らせを〜 ってあんなところ猿でも行かないか。反省。

| あゆっち | 06:47 | comments(14) | trackbacks(0) | - | - |

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