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2月 冬の赤岳 単独チャレンジ!

朝3時半に家を出発・・・とりあえず中央道へ
星がない空。今日は晴れの予定だけど。曇ってる。

八ヶ岳の天狗にでも行きたい(前は天気が悪くて断念してる)けど、
あそこは、絶景を楽しむ場所なだけに、晴れじゃないと。

とりあえず、中央道のSAで一息入れて、空を見上げると星が見えてる!
うっすら開けてくる夜空は快晴だ!

今日は八ヶ岳に決定♪ 一人だとこういった決定も即座にできるのがいいですよね。

高速からも八ヶ岳がくっきり!
そうや・・・前から登ってみたかった冬の赤岳。
天気チェックを再度すると夜半から低気圧がくる、崩れるのは夕方、
今日は風も弱い、気温が低い。


天気的には、赤岳行っても問題なさそう

ということで、小淵沢ICで降りて、美濃戸へ!

有名な悪道路(美濃戸口から赤岳山荘まで)が走りやすい
冬はデコボコが消えるので走りやすけど、4WDのスタッドレスは必要レベル。
タイヤの跡で溝が深くなっているので、有る程度の車高も必要です。
OFFROADモードのスイッチON!(そこまでじゃないんだけど)
いっつも整備された道路しか走ってないティグワンも喜んでる感じ(!?)
雪国の人なら何でもない道だろうけど、慣れてないてないから、緊張!


赤岳山荘の駐車場はガラガラ 
朝6時半だけど、おばさんはしっかり集金にやってくる。ワンちゃんと一緒に・・・
一日1000円


準備にちょっと時間がかかってしまい、6時50分過ぎに出発。

2人組と1人の男性と同じぐらいのタイミングで出発

学生(クラブ?)たちがたくさん降りてきた。初々しい~
あいさつ、大きな声で爽やか。

行者小屋までは、なだらかな道のり。アイゼンも不要だし、雪景色を楽しみながら♪

ipodで、音楽聞きながら 余裕♪ 赤岳、楽しみやわぁ。

って、こんな余裕も実際に登りだしたら・・・

甘い!わたし 甘いぞ! 赤岳の冬って、たいへんだったんですよねぇ・・・

一時間半ほどで、行者小屋。
目指す赤岳!こうしてみると、近いんだけどなぁ。

寒いと思って厚着したもんだから、暑い~
時間に余裕があるので、ゆったり休憩

少し薄手の装備を変えて、アイゼン装着、ピッケルも取り出して、お手洗い・・・
小屋のお手洗いは2か所だけ使えました(100円)

アンパン食べて温かいお茶飲んで~。

いつもなら、もっと登ってから食べるけど、ここから頂上まで2時間、
地蔵尾根は急だから
ゆっくり止まってる間もないかも。

甘いものが食べたくなっただけなんだけどね。
わぉ!凍ってるやん。シャリ感のあるコシ餡・・・ウマイかも!

すごいベテランっぽい3人組が降りてきた!
腰にクライミングツールじゃらじゃら。
かっこいい!女の人もいるよ。すごいなぁ。
でも、口数少ない。冬山って、こういう人多い気がする。
おしゃべり好きな人には向かないよね、誰もいないこと多いし。
耳とか口とかふさいじゃうから、会話しにくいし。

しばらくすると
1人の男性がやってきた、標識をみてる
わたしも出発するので、「どちらから行きますか?」
男性:「文三郎から・・・」
私:「私は、地蔵尾根から行きます、下りは文三郎で」
男性:「地蔵尾根は、怖いってヤマレコに書いてありましたよ」

・・・!たしかに、下りは急だって書いてあったな。
だからこそ、上りを地蔵尾根にするんだよね、わたし。
時間も文三郎より短いし。

文三郎方面(右)を教えてあげて、頂上まで見えてるルートも
指さしたら、

「じゃお気をつけて」

とお互い、バラバラに頂上を目指します!
この男性、本来ならどこかでルートのどこかで会うはずですが、
それもなくて、駐車場にもどったら車もなかったので、途中で断念したみたいです。
ピッケルなかったし・・・(ザックにもなかったし)

いきなりからして、
めっちゃ急!!!

でも。。。急てことは、高度を稼げるので、好きかも。
林の中を抜けると・・・
なななな!なんと、すごい景色ーーーー!

ずっばーーーーと見渡せる!

やっぱりねぇ、今日は最高だってば。 ナイスチョイス!だよ私。

地蔵尾根!気に入った!

が・・・が!!!途中からさらに急な道のり!
もはや45度以上!?

そんでもって、寒いのと、風が上から吹き下ろすのとで
固まった雪が シャリシャリと崩れてくる
きれいな音~♪ って、そんな余裕ないって!

そろそろ地蔵が見えてくるはず!

ところが、途中で
???ってルートどこ?。風のためか、トレース、足跡すらない。
それでも、視界はクリアで、目指す場所がはっきりしているので、
迷うことはないけど、やっぱり足跡あったほうが心強い~

とどめに、未踏のナイフリッジ エリア・・・
ぎゃー どうする!?私!?

どうすって、戻られへんやん、地蔵目の前や!
さっきまでなかった風が、びゅーびゅー~

ピッケルで、リッジをつついていたら
さっくり ふかーくささる・・・

素人はこんなところに一人で来たらアカンな・・・しみじみ・・・

って!しみじみしてる場合じゃない!
上のルートは見えてるんだから、ここからの角度を考慮して・・・

ピッケルと左足でしっかり支点を確保して、右足を踏み入れたら

!え!行けるじゃん! ってびびらせたのは、その風貌だけで、
めっちゃと尖ってる割には、意外と行けるエリア・・・クリア

カメラ構える余裕はありませんでしたけど・・・しかし、バクったわ。

ちょっと、一息入れれるエリアで休憩

登ってきたルート・・・振り返ると・・・急!下見えない!



あ!地蔵見えた~ そんでラストスパートのこの急坂は
ピッケルをT型にもって、めっちゃ頼りながら上りましたぁ


地蔵!ありがとう!見守ってくれたのね~
とにかく、疲れた~ ノンストップで上がってきて地蔵まで
1時間かかってない。

猛烈な勢いで上ったみたいね、私。
だてに朝の3時から食料チャージしまくってなかったわ。
最近、かかと上げスクワット、足が太くなるのを覚悟して始めたのが
効をなしたし!(イカツイ太もも! 泣っ)

またもや!この地蔵ポイントからの景色もすばらしいー




赤岳頂上までもう少し

幻想的な富士山


赤岳展望荘へ移動。
中で一息。 やっぱり上は寒いから、また着替え直し。
ここで、ガイドさんと一緒の女性と30分ほど立話。

わたしも一度、ガイドさんにしっかりおしえてもらいつつ、
冬山を勉強したいなぁと痛感。名刺をいただきました。
それにしても、本当に尊敬する、この仕事!

「ここから頂上までは、地蔵尾根より易しいですよ」
ありがとうーーーー!それを聞きたかった!

ガイドさんに、「本当に、気をつけて」と出かける前に言われた

「人生の中で、最も!気をつけます!!!」
気合い十分!!!

確かに、頂上まではトレースしっかりしてて、問題なさそう♪

出発して、ほどなくすると、降りてくる数人にすれ違う。
でも、上ってる人も2人が見えるだけで、さすがに冬の平日は人が少ない。

頂上までは、あっという間。歩きやすい道のりです。

冬の赤岳!制覇~ 
しかも、貸し切りーーー!

なにより。風が そよかぜ~ 気温は-15度、それほど寒くない
ビデオとったり、お菓子食べたり、富士山眺めたり


誰もいなかったので、撮影たいへんでした・・・けど、富士山も小さく写ってる♪


どの山もくっきり!


日本の山は本当に美しい
日本に生まれてよかったーーー(大袈裟やけど)

雪で頂上が狭くなってるけど、しっかり平になっていて、過ごしやすい。

やっぱり、来てよかった 

って、こう思えるのも、今だけだよ わたし・・・
下りに苦労が待ち構えてるのをすっかり忘れてるわたし・・・

ということで、下りは文三郎 
秋に来た時はなんでもなかったのに!
わぉ~ めっちゃ恐怖エリアに変貌!頂上から左にカーブする10mほどの距離!
写真とかとってる余裕なく、とにかく、慎重にしっかりと一歩一歩を確認して
下る

何せ、下がきれ~いに ずばーっと見えるだけに、落ちたら・・・なんて
考えると、ギャーーーー!

といっても、怖いのは、頂上から鎖場まで

中岳・阿弥陀岳方面の分岐点までくれば 一安心♪

丁寧に降りれば、雄大な阿弥陀を目前にすばらしい景色が楽しめるルート。 

何より、無風なのがすごいラッキー♪
降りるのがもったいないぐらいの景色。
座り込んで、休憩してても、日当たりがよくてきもちいい!
冬に来ちゃうと、他のシーズンは
魅力がなくなるってどっかに書いてあったけど、本当。
もちろん、今日みたいな 良好な登山日和だろうけど。


それにしても、どうしてもペースが遅くなる・・・
早める集中力のない私、景色やなんかに目を取られると、危険なので、

掛け声かけながら下山
「右足確保!」 「左足確保!」 確保って・・・

急階段はすっかり雪に埋もれてて、横に雪の階段があり
ここもゆっくり

途中で、テント泊していた女性2人と合流 ベテランの香りぷんぷんだわ

この2人と、後からやってきた、すごいスピードのお兄さん(ほんと、すごい!)
の後をついていって、行者へ到着

少しおしゃべり、土日はすごい人だかりだそうで、赤岳鉱泉も人がいっぱい
だとか・・・平日は、こんなに少ないのに!

手袋をはずされていたので、カメラのシャッター押してもらいました。
冬は、手袋をされていると頼みにくいですよね。


無事帰ってきたー!森羅万象、皆さん!ありがとうございます!!!

他の山とちがった、充実感を味わいながら美濃戸までの、ならだかな下りを
楽しんで、車に戻ってきたのが14:30。

ジェットボイルで沸かした湯、トン汁とおにぎりをいただく。
(動いた分以上に食べるわたし・・・山やめたら、激太ること間違いない!恐)

文三郎の途中から、慎重歩きに疲れを感じて時間をみると12:30だったから、
もっと遅くつくのかと思ってたけど、途中からペースの速い人たちに
ついて行った(ついていけなかったけど)ので、早く帰れたみたい。

ソロで来てるのは、男性だけだったけど、みんなベテランぽかったなぁ。
行者小屋から美濃戸の道のりで、アイゼンつけたまま、走りって
降りてた人いたし。
気のせいか、その人「やほほほぅー」みたいなこと叫んでた!
それぐらい、この道って快適だけど。


川の水の音を聞いていると、春が近づくのが感じられる


戻って、車を運転しながら考えたんだけど、
いくつかの反省点、歩き方、もっと研究したほうがいいかも、
何より、丁寧に一歩一歩大事に歩くことが重要だなぁって。
気を抜くと事故につながると思う。
歩きだけじゃなくて、他の判断も丁寧に行ってから行動が必要だし。

単純に、ダイエットに始めた山だけど、奥深い・・・素人の私でもうなずく。。。奥深い!

でも、やっぱり冬山は危険だなぁ、
無事に帰ってこれたけど、死んじゃう要因はたくさんあったし。

山のガイドさんはネットでもたくさん探せるので、はやりそういう方に
指導をいただくのがいいなぁって思いました。
プロはすごいです、オーラありますよね。

あと、単独一人で冬山に出掛けるのは危ないって言われるけど、
誰かを誘うのもリスクだっていつも思うんです。
もし、相手が事故にあったら・・・ 判断において頼ることもあるだろうし・・・
だから、クラブとか入るのがいいのかも?!
あ、集団行動苦手・・・やっぱり、わたしって変わり者。

同じ冬でも、簡単に登れる日もあるんですよ↓
2013年3月 こんなに簡単だったけ? 赤岳

| あゆっち | 23:21 | comments(12) | trackbacks(0) | - | - |
Comment
こんにちは♪

赤岳頂上の写真素敵ですネ〜^^
しっかし、凄い急登で天気が良かったから良いですけど、霧でも出たら最悪ですよネ〜。
でも凄いナ〜一人で行くなんて(笑)
素敵な画像ありがとうございます♪

あっ、凍ったこし餡!
食べてみたくなりました〜(爆)
Posted by: hiro |at: 2012/03/01 5:18 PM
ciao
すんごいッス。かっこいーッス。きれいです。
Posted by: maccai |at: 2012/03/01 11:50 PM
Hiroさん
そうなんです!
晴れの保証がなければ、私一人だったら、自殺行為です!
それにしても、素晴らしい景色でした。

Hiroさんなら、もっと早く上れると思います、雪と緊張で足がかなり疲れました。
Posted by: あゆっち |at: 2012/03/02 5:27 AM
maccaiさん

ありがとうございます!
冬山のカッコよさには惚れます!
晴れの日限定ですけど。
Posted by: あゆっち |at: 2012/03/02 5:30 AM
冬の赤岳お疲れ様でした。
地蔵尾根を行かれたのですね。無雪期に私も登りましたが、結構な斜面で冬はさぞかし辛いだろうなぁ〜と思っていたところに、あゆっちさんがクリアされてきたので驚きでした(笑)

登山は本当に危険ですよね。私もいつも思います。。。特に雪山は、後で振り返ると、あの場面・・もし滑落していたら・・・などなど、背筋がゾォ〜っとする事しばしばです。

単独の気楽さは最高ですが、諸刃の剣ですね(笑)
4月から異動になれば、平日がバリバリ休めるようになるので、いつかご一緒しましょうね^^
Posted by: よーじ |at: 2012/03/07 11:22 PM
さすが、よーじさん!
そうそう、振り返ると・・・なんですよね。赤岳は距離が短いので気楽な感じですが、とっても危ないと思いました。
ガイドさんといっしょの人多かったですよ。
冬以外で登ると安易な山なので、ガイドって大袈裟だなぁ。と思いつつ、次回はガイドさんにきっちり教えてもらおう!なんて考えています。

平日休めるのですか?
それでは、ぜひお願いします!
赤岳制覇したので、次はもう少し距離のある冬山目指したいです!!!
死なない程度に・・・
Posted by: あゆっち |at: 2012/03/08 9:18 AM
冬の赤岳 憧れます
凄い 単独だなんて
Posted by: がんちゃん |at: 2012/03/13 11:16 PM
がんちゃん
ありがとうございます。

凄い無鉄砲な行動でしたが、快晴で無風だったので、平和な赤岳でした♪
冬でも、条件がよければ、取りつきがいいですし、山小屋もあるし、人も比較的多いので、安心して、楽しい登山ができるのが八ヶ岳ですよね。
Posted by: あゆっち |at: 2012/03/15 2:21 PM
はじめまして!
関西出身の長野人です。
こちらに来て山に目覚めたんですが、今日赤岳行ってきました!
そして存分に参考にさせていただきました!
おおきにです!
地蔵尾根の傾斜はあせった…
登山日記すんごい楽しみにしてますので、また読ませて下さい!
Posted by: ジン |at: 2013/04/01 10:44 PM
>ジンさん

こんにちは
コメントありがとうございます!
遅くなりました。
長野に住まれてるとは、本当にうらやましいです!!!

わたしも関西人ですよ。
山に行ったら、いろんな人に気ままに話しかけてます。
そういう人はたいてい関西人ですよね(笑)

地蔵尾根は条件が悪いと、本当に焦りますよね!!!

赤岳はとりつきやすいけど、絶景とドキドキが楽しめるので、毎年訪れたいですね。

花粉症でやられてましたが、復活してきそうなので、4月よりまた山活動開始します!

よろしくです!
Posted by: あゆっち |at: 2013/04/06 5:12 PM
はじめまして
2012年のレコにコメントしてる自分が信じられないですが、素晴らしい!

単独登山には単独のよさがあります。
「気楽、自由、ちょっと冒険」

私は今シーズンからの雪山初心者ですが、「八ヶ岳(硫黄岳)、西穂独標」に辿り着くことができました。

4月に赤岳と思って検索していたらこのレコに出会いました。

どこがでお会いできればいいですね。

カメパパ
Posted by: kamepapa |at: 2014/03/31 7:40 PM
カメパパさん

こんにちは!どの記事にコメントいただいても、うれしいです♪ありがとうございます!

初心者なのに、いきなり高い山ばかりですごいですね!
単独になれると、単独が楽すぎて・・・(^^)
今は、携帯やGPS、道具もずいぶんよくなってますし、危険に遭遇する割合は、同じぐらいじゃないでしょうか。

単独で出かけると、気づくことが多くて山では一人じゃない気がします。自然を感じれるのは、ひとり静かな山に身を置いたときじゃないでしょうか・・・

といいつつ、相当なおしゃべりなので、どこかで出会ったらすぐわかるかもしれません!
もうすっかり暖かくなって、でも残雪もありそうですし、おだやかで楽しい赤岳ハイクになりそうですね!
わたしは高山植物が咲き始める6月ごろに八ヶ岳にでかける予定です(^O^)/
Posted by: あゆっち |at: 2014/04/02 2:25 PM








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